ビジネスの為にビジネスをすることの違和感

これは、僕がなんで今までのビジネスブログを辞めたのかにも通じる話。

2018年6月。

僕はいわゆるネットビジネスというものに出会った。

当時はイギリスに留学して半年が経ったぐらいの時期。

イギリスの田舎町に留学していた俺は暇すぎて、
これから残り3年間もこの地にいるのが想像できず、
なんとかして日本に帰りたかった。

そんな中で、帰国して働こうかどうか迷っていた時にいつものごとくネットサーフィンをしていたら見つけたのがネットビジネス。

「誰でも本気でやれば月に100万円は余裕です」

いかにも怪しそうだったけど、
よくよく話を聞いてみるとロジック的にはいけそう。
てかあんまり難しくなさそう。

そう思った当時の僕は「これは俺にもいけそう!!しかも若いうちにビジネスして金持ちの人と繋がれたらなんかおもろそうやな!」

単純な僕は日本に帰国して早速ネットビジネスに取り掛かった。

「ワードプレス?なんやそれ」
「アフィリエイト??なんかむずそうやな」

ど素人の自分にはわからん単語だらけやったけど勉強したり学ぶこと自体は面白かった。

また、ビジネスを学んでいく中でいろんなマーケティングの概念や
コピーライティングなるものもわかるようになり、
街を歩くだけで勉強になったりする感覚も面白かった。

僕はビジネスを初めてすぐにコンサルを依頼した。

値段は50万円。

人生を変えるなら安いもんか、
と思って親に無理言って親に借金をしてコンサルを依頼した。

この決断は自分にとってはかなり大きな決断でもあったし、
親のためにも頑張らなあかんと思った。

それからは毎日ブログ記事も更新。
ツイッターでもいろんな人に絡んでいってアポを取り、
スカイプでやりとりして自分の売りたい商材をアフィリエイトしようとしたり、コンサルを取ろうと試みた。

今思えばすでにこの頃からやってることはおかしいねんけど
当時の僕は「価値提供が大事!!相手に”この人知識すごいし稼いでそう!”と思わせたらコンサルも取れる!」
みたいな発想で、今思えばマジで詐欺の一歩手前ぐらいのところまで来てた(結局一度もコンサルを取ったことはない)

そうやってビジネスを開始してから3ヶ月もすれば、
だいたいこの業界がどういったものなのかが見えてくる。

「あ〜この人がこの業界でも重鎮的な立ち位置で、この人はこの人の子分かな?」
「なんかこいつあの人のパクってね?」

そんなのが見え出してくる。

もちろん、最初はいわゆる守破離が大事であり、
まずは真似ることが成功への近道であるのはわかる。

が、その頃から俺はだんだんとこの業界の人たちに対する違和感みたいな、
ある種の気持ち悪さに見たいなものに気づき始める。

なかなか結果が出ない中で、
何度か東京の師匠の元に足を運んだり、
勉強会に参加したり、いわゆる稼いでる人たちに会いにいったりしてた。

中には19歳で企業コンサルしてるような年下の人にわざわざ会いにいったりもしてた。

この人たちに共通してたのは、

「圧倒的に努力し、やることをやってた」ということ。

そこに関しては俺自身めちゃ勉強にはなったし、その姿勢は自分に足りないところやなとは思った。

そしてその姿勢こそが自分がいまいち成功できていない要因でもあるなとも感じてはいた。

ただ。

ただ、僕の心の中にあった違和感というものはそこではなく、
やはりどうしてもぬぐいきれなかったところがあった。

「このまま仮に稼げだとして、俺はどうしたいんやろ」
「ビジネスがしたくて俺はビジネスを始めたっけ?」

そうやって頭で考え始めてからというもの、
パタっと作業が進まなくなった。

もちろん、結果が出てないってのもあるけど、
それが好きなことであるなら別に結果が出てなかろうが作業は進めてる。

そのネットビジネスに対する違和感みたいなものを師匠に相談もした。
すると師匠は、

「まずは稼いでから悩めばいんじゃないですか?まずはやりましょう」

と、わかってはいたけど当然の回答が返ってくる。

ちなみに師匠は今も年間に数千万円を物販と情報商材、
法人や個人に関わらずコンサルも含めて稼いでいる非常に努力家の勉強家である。

師匠も起業当時は何としても
会社を辞めたい一心で頑張りまくってたらしい。

そう思うと、実家暮らしでバイトを
適当にやりながらネットビジネスをやってる自分は
動機付けとしては非常に弱かったのも
頑張りきれなかった要因かもしれない。

ただ、それらを含めたとしても
このままネットビジネスをやることに対する違和感は改善されることはなく、
ダラダラと数ヶ月が過ぎていた。

もうネットビジネスを開始して8ヶ月ぐらいが経ったある日、
ネットサーフィンをしていたらここでまた僕の抱いていたネットビジネスに対する違和感を上手く言語化してくれていた人を発見した。

ちなみにこうやっていろんな情報を受け取る、ググる力に関しては我ながら高い方だと自負してる。(ただ暇な時間が多いだけかなw)

その人は自分の2つ上で、いわゆるネットビジネスを19の時からやっていた人。)以降、Aさんと呼ぶ

しかし、3年間もビジネスをしていく中で
ネットビジネスに対する闇を見たり、
この先に何もないことに気づき、
一度年間に5000万円稼いでいた仕組みが壊れる。

今は自分のやりたいことを体現し、その模様を発信しながらお金を稼いでいる。

その人が言っていたのは、

「最小単位でできないことは、お金を稼いでもできない」

これはどういうことか?

つまり、今現在お金がない状態でもやっていない、できてないことはたとえ将来的にお金を持ったとしてもどうせやらないしできないだろうということである。

たとえば、僕の場合であれば

「英語を身に付けたい、ナンパしまくりたい、海外ナンパしたい、筋トレしまくりたい、哲学の本を読み漁りたい・・・」
など、やりたいことはこれ以外にもあるが大方こんなところである。

でだ。

上記にあげた僕がやりたいことは別にお金なくてもできるくない?ってのがAさんの主張である。

また、その自分のやりたいことをやっていく過程でお金を稼ぐのが一番自然な形であり、健全なやり方だということ。

正直お金の稼ぎ方で言えば、勉強量も大学受験に行くレベルの勉強なんて必要はないし、最低限基礎的なマーケティングやコピーライティング、セールスの知識があればあとは実践していく中で身につくものである。

Aさん「だから、やりたいことがあれば今すぐにやればいいし先延ばしにする必要なんてないってこと。そもそもみんなお金を稼ぎたいなんて思ってないはず。」

「なのに、わざわざビジネスを
ゴリゴリやってる。

上を目指して何千万、何億円とかって
可能性のあるネットビジネス
の呪縛から逃れられていない。

そもそも人は皆お金を稼ぐこと以外に
やりたいことがあるはずなんだから、それをやればいい。」

「そうやってやりたいことをやっていく過程で、より多くの人にその価値であったり、自分が成長したいと思ってる分野での勉強の模様をネット上でシェア(YouTube、ブログ、メルマガ、SNSなど)することで人が集まり、そこからビジネスに繋がっていく。」

「だから、まずは「リアルで何者かになれ」と。」

「リアルで何者でもない人がネット上で何者かになろうとするからおかしなことになる。」

僕はこの考え方で正直価値観がぶっ壊れた。

なぜなら、僕は今まで「まずはお金を稼ぐことが大事。それからやりたいことをやる。なぜなら、そのやりたいことにはお金が必要だから。」

でもその考え方は、ただやりたいことを先延ばしにしていただけに過ぎない

そして、これがビジネスのためにビジネスをやっている人たちに対する僕が感じていた最大の違和感。

みんな同じ。

ネットビジネスに興味があったり、少しかじってたり、はたまたドップリ使って稼ぎまくってる人でもいいけどよかったら一度俯瞰的にネット上を見渡してみてほしい。

驚くほどみんな同じだということに気づくと思う。

・ツイッターをひらけばやたら自己啓発的な話しかしない。
・プロフィールにやたら年収を書きがち
・なんでか顔を隠すアイコン
・年商でマウント取りがち
・なんか聞いたことある話でおもんない
・法人コンサルやってます、と書いてるとすごいと見えがち
・過去の自分はこんなに苦労してました

こういった発信をしていて楽しいのか?
人として面白くなくないか?

僕はこの業界に対して強烈にそう思い、
そしてもれなく自分自身もその界隈と同じような匂いを発してる一部のやつみたいに思われるんだろうなと思うと嫌気がさし、今までのビジネスブログも辞め、ツイッターアカウントも消した。

この人たちに共通するのは、
みんなビジネスのためにビジネスをしているということ。

いわゆるネットビジネスを教えながらお金を稼いでるのである。

もちろん、これが悪いわけでは当然なく、
むしろビジネスに疎い日本人が多い中でビジネスについて教える
教育業的な立ち位置にいるので素晴らしいものだとは思う。

だけど、僕がじゃーそれがやりたいことだったかと言われると違うのである。

一通り勉強してみたが、とてもじゃないけど人様に偉そうにビジネスについて教えたりなんてことはできないなとも考えもあった。

もちろん、ネットビジネスと一括りにしてみても、アフィリエイトや転売、情報商材を自分で作ったりコンサルティングをしてみたりとたくさんあるわけだが、一通りやってみて、どれも面白くない。

面白いかどうかでビジネスをするのはどうなんだ?と。

まずは稼ぐまで努力しろよと
言われればそれまでだが、
とてもじゃないが人生そこまで切羽詰まった
危機的状況に晒されている身分でもない
自分にはそこまで頑張れなかったのである。

また、ネットビジネスマンは
みんなそれしかやってないように見えて面白みがない。
(ように見えるだけかもしれないので僕自身の人生経験もまだまだ浅はかであることは考慮しないといけないが)

本当はお金を稼いで、他にやりたいことがあって
そのためにビジネスを始めたはずなのに気づけば
お金を追うことが目的になってしまう。

僕の知り合いにはナンパが好きで、
ナンパ好きが講じてナンパを教えるビジネスをやってたりする。

その人は自分も好きだからナンパもするし、
人に教えるのが好きだからナンパを教える。

これこそリアルで自分が好きなことを体現しながら稼ぐという自然な流れではないか?

そしてビジネスのためにビジネスをしてる人は基本的にお金を追うゲームになってる場合が多々ある。

実際、僕の友人は北新地のバーで働いててよく金持ちが来るらしいがやはり人としても魅力をあまり感じなかったり、お金の使いどころがわからなくてただただ消費してるだけにしか見えなかったと。

もちろん、これは友人が言っていただけであり、たまたまそう見えただけかもしれない。

しかし、僕自身ネットビジネスをしていく中で、また業界の人たちをみていく中で感じていた面白みのなさには激しく同意する部分がある。

ダラダラと書いてきたが、何が言いたいかと言うと「やりたいことあれば今すぐやろうぜ」と、過去の自分には非常に強く言いたい。

自分が歩みたいと思っていた人生は所詮は他人の理想や歩んでる人生であり、それに憧れていただけに過ぎず、それがあたかも自分の理想であると思い勘違いしていたのだと。

自分自身はビジネスをしてゴリゴリに上を目指したいと、
ネットビジネスを始めた当初は思っていたが、
それはただ他人の道をたどろうとしていたに過ぎなかった。

本心では、ナンパ活動に性を出したり、
もっと本格的に英語を喋れるようになったり、
筋トレについてもっと知識と実践を積んだり、
海外にどんどん出て行ったり、改めて留学をし直したり。

それらやりたいことをただ先延ばしにしていた、心の欲求に蓋をしていただけだなと。

正直、この1年間は後悔の連続ではあるけれど、逆に言えば一年で気づけてよかったとも言える。

中途半端に月に20万円とか30万円とか稼いでしまったらいよいよ抜け出せなくなりそうだったと考えると恐怖すら覚える。

最後に。

これからの自分の人生で大切にしたい考え方がある。

それが、

3年後の自分が今を振り返った時に、「俺、めっちゃおもろい決断しておもろい人生歩んでるやんワロタww」と言えるような決断をしていきたいと。

自分が心からそう思える決断であり、人に話しても「明治めっちゃおもろいやんけ何してんねんw」と言えるような人生を歩みたいなとw

これが、僕がこの1年間でネットビジネス通じて出した結論。

割とノウハウコレクター気質のある自分は知識とツールだけは手元にあるのであとはいかにアウトプットして、手を動かし、そしてリアルでの人生をおもろくしていけるか勝負。

向こう3年間は、自分のやりたいことを、心の欲求に従いながら歩んでいこう。

 

「俺は自分の英語の理想の塾がネット上で作れるかもしれない。だから情報起業家を学んだ。英語をネット場で売るために必要なことを学ぶ必要があるからビジネスを学んだ。売るための方法を学んでも意味がない。」

-木坂健宣-

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ABOUTこの記事をかいた人

1997年大阪生まれ。大学受験はせずに、英語系の専門学校に1年間通ったのち、イギリスに半年間留学して帰国。その後ネットビジネスを始めるも継続力がなく諦めてフリーターに。現在は諦めきれず、再びフリーターとしてバイトと両立しながらブログメルマガアフィリエイト、WEBマーケティングのビジネスに取り組んでいる。